ACTIVITY
社会課題の現状
日本では4万5千人の子どもが家族と離れて生活しています。虐待や親の病気などで保護された場合に、その地域で生活を継続出来る可能性があるにも関わらず、近隣の里親など家庭で生活するのはごく僅かです。
保護された8割の子どもは遠方の児童養護施設での集団生活を送っており、保護された子どもが慣れ親しんだ地域や学校から引き離され、保護前の子どもは家族以外のつながりを持てるサポートが少ないことなどが課題となっています。
団体の活動内容
親⼦関係で悩みを抱える家庭が使える、里親やショートステイの選択肢を発信しています。その登録者を増やすための取り組みをRACのwebサイトや代表noteや講演会・SNSなどで情報発信しています。
目指す未来の状態
里親制度の普及と、親子が頼れる地域のリソースが見えて利用できる状態をつくることで、家族関係のアップデートにチャレンジできる社会の実現を目指しています。
実現へ向けた課題
里親に関する説明会は地域限定で行うことが多く、里親について知る機会が限られています。また、子どもをサポートしたいが里親にはなれない大人を巻き込むことが難しいことが課題です。
上記を解決するために、当プロジェクトで取り組むアクション
現在は、各地域内でそれぞれ活用されている有益な里親やショートステイなどの子どもの社会的養護に関する情報を、全国から集めて地域横断的に発信しています。
本プロジェクトでは、保護される前に利⽤できるショートステイ制度や協⼒家庭の登録の仕方、そしていつか⾥親になりたい⼈が、地域を通して⾥親や⼦育てに関わっていく⽅法やその体験談をWebサイトなどで伝えていきます。