非営利型一般社団法人FBSL クローバープロジェクト

障がい者の“真の自立”を目指して

障がい児が思いきり遊べる環境をつくり出し、様々なことを楽しみながら体験してほしい。そして、みんなに得意分野を見つけてもらい、大人になったときに個性を生かして社会で活躍できるよう、成長の後押しをしたい。
そんな想いで、２０２１年に八王子市を拠点に立ち上げたプロジェクトです。

障がい児が自ら好きなことを見つけて、将来的には好きなことを職業に活かし、その仕事にしっかりとした対価が生まれる。そんな「障がい者が真に自立できる世の中」の実現を目指して活動しています。

わたしたちの課題について

障がい児者や、その家族の多くが抱える悩みのひとつに「1８歳の壁」と呼ばれるものがあります。「18歳の壁」とは、障がい児が成人になる18歳を境に、利用してきた公的制度やサービスなどが一斉に打ち切られてしまうため、障がい者本人やその家族の生活に支障が出てしまうことを指しています。仕事に就けなかった障がい者の居場所となりやすい「生活介護事業所」は受け入れ数自体が大変少なく、また運よく入所できたとしても遠方の施設まで家族が送迎しないと通えなかったりします。障がいのある子どもを持つ親は、子どもが18歳になったタイミングで、子どものサポートのために負担の少ない仕事に転職したり、場合によっては仕事を辞めなくてはならない状況に陥りやすく、家族全員が苦しい思いをしてしまうことがとても多くあります。

障がい者には、好きなことには人一倍情熱を注げたり、得意なことにおいては人には真似できないほどの優れた能力を持った方がたくさんいます。ただ、子どもの頃から遊ぶ場所や、体験の機会が健常者と比べどうしても制限されてしまうことで、好きなこと、得意なことを見つけられないまま大人になってしまい、「18歳の壁」によって家族みんなが苦境に立たされる。このことは、身近に障がい児者がいない多くの方にはあまり知られていません。
わたしたちは障がい者の“真の自立”によって、この課題を解決すべく活動しています。

SOCIALGOODクーポンで応援できる活動

障がい児に好きなことを見つけてもらうために実施している「クローバーフェスティバル」や「クローバープレイランド」などのイベント運営に活用させていただきます。子どもたちが色々な遊びを体験できるよう、ボールや風船、画用紙やクレヨン、輪ゴムや割り箸等の備品を購入したり、万一けがをしてしまった時のための医療ケアグッズや保険加入等の準備に充てさせていただきます。