特定非営利活動法人School Voice Project

学校現場の声を「見える化」し、子どもも大人も幸せな学校をつくる

School Voice Project （SVP）学校現場をボトムアップで変えていくことで、教職員のエンパワメント、ひいては子どもたちのエンパワメントを目指す活動をしています。
現場の実情や現場の人の”見えない思い”をより多くの人に『届く声』へと変換し、学校と学校を取り巻く環境を変えていくためのWEBアンケートサイト「フキダシ」の運営。「フキダシ」で集めた教職員の声や、別途取材した学校現場の実情を、テキスト・ラジオ・動画などのかたちで発信するWEBメディア「メガホン」の運営。民主的でインクルーシブな学校づくりを目指す全国の教職員や学校を応援する市民の方などが交流できるオンラインコミュニティ「エンタク」の運営。そして、SVPに集まった現場の声を広く世の中に伝え、学校をめぐる制度や仕組みを変えていくための、情報発信や政策提言活動。これら4つが主な事業です。

わたしたちの課題について

今の学校教育をめぐっては、不登校児童生徒が30万人に迫っていることに象徴されるように、多様な背景や特性・個性を持つ子どもたちを包摂できていない・排除していると言わざるを得ない状況があります。一方で、学校現場は教員不足や業務過多によってとても厳しい環境に置かれており、教職員は心身の健康を保つことすら難しい状況にあります。
子どもも大人も、声を聴いてもらえない状況に置かれ、変えていけない閉塞感を抱えています。自分の声を大切に発信し、他者の声も尊重しながら変化を生み出す教職員が増えれば、学校はもっと安心で希望が生まれる場になります。そして学校でなら、子どもたちは民主的な社会のつくり手としての感性や力を育んでいけるでしょう。
まずは大人（学校で働く教職員）が、「変えていける実感」を取り戻すこと必要だと考え、私たちは上記の事業を通した「教職員のエンパワメント」に取り組んでいます。

SOCIALGOODクーポンで応援できる活動

学校現場を「子どもも大人もしあわせ」で「民主的でインクルーシブ」な場に変えていくための活動に活かします。
・WEBサービス（「フキダシ」「メガホン」「エンタク」）の維持費・運営費
・現場の声を社会に発信し、政策提言していく活動に伴う人件費　など