特定非営利活動法人ホープフル・タッチ

子どもが子どもらしく、きぼうをぐんぐんと。子どもの権利と発達のために。

国際社会から忘れられた弱い立場にある子ども達に手を差し伸べ、コミュニティの発達を通じて子どもの発達と平和を促進し、子どもが子どもらしく成長できるよう活動する団体。災害や飢餓貧困、劣悪な社会環境下で生きる子ども達の権利の保護・実現に務めることで、国際社会における子どもの平和と発達の促進に寄与することを目的としています。
ホープフル・タッチの活動は、内戦によりトルコへ逃れたシリア難民の子ども達への、小さなボランティア活動から開始しました。当時はシリア難民の子ども達が学ぶ支援から取り残された子ども達へ最低限の学ぶ機会を提供する、小規模ながらも自分達で実現できる活動を始めたいという想いから、団体を立ち上げました。シリア難民の子ども達との活動を通じて、世界中で、国際社会から忘れられた弱い立場にある子ども達を見守る必要性を認識し、これまでにカンボジアやスーダン、シリア国内でも活動を実施しました。

わたしたちの課題について

2024年度から、シリア国内での活動を中心に実施しています。未だ内戦が続くシリアの人道危機は深刻化するばかりで、国民の70％が支援を必要とする状況にあります。10年以上と内戦が長期化しているほか、政治的複雑さや資金不足を理由に、支援活動から撤退する機関が増えています。私たちが活動しているシリア北西部は特に自治政府下にあることから、支援が入りにくく、人々の基本的生活は困窮したままです。
医療支援は主に、大規模支援を行っている国際NGOにより実施されていますが、障がいをもつ子どもへの支援は非常に限られています。内戦の影響により障がいを負った子ども達へ義肢や理学療法を提供しているのは、シリア北西部で弊会のみです。義肢・義手提供を待つ子ども達はラッカ県だけでも1,000名以上とされ、支援を求める当事者や家族の声は絶ちません。

SOCIALGOODクーポンで応援できる活動

みなさまからの応援は、シリア内戦で障がいを負った子どもの発達支援に活用させていただきます。内戦が続き、自治政府下にあるシリア北西部において、内戦により慢性疾患・障がいを負った子ども達の心身の健康な発達を促進することを目的に、主に二つの活動①診療・理学療法の提供、②発達支援の提供を実施しています。
活動の対象は、内戦による被害を受け、障がいや疾患を負った子ども達とその保護者の方々です。これらの子ども達のほとんどが、空爆や地雷により身体の一部を失ったケース、または早産や新生児低酸素脳症で適切な医療環境・治療を受けられなかったため、後遺症を負っているケースです。子ども達には一人一人に合った義肢や、専門家による理学療法と発達支援を提供します。