NPO法人School Voice Project
学校の居心地プロジェクト
REPORT
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ACTIVITY
社会課題の現状
ゆとりのない学校現場には今、増え続ける教育内容への対応や虐待・非行・不登校への対応、家庭や地域との連携、教員の多忙化など、さまざまな課題が山積しています。不登校の子どもが20万人を越え、外国ルーツ、LGBTQ、発達障害、支援を要する家庭環境に置かれている子どもたちをはじめ、多様な背景や特性・個性を持つ子どもたちを学校が包摂できていない状況があります。多様な子どもが過ごす学校で、必死に働きながら、困り感や疲労感を抱えている教職員は、決して少なくありません。
「子どもたちのために自分ができることをしたい」「学校が抱える課題をどうにか解決したい」、そう願っている人が現場の大多数ですが、残念ながら今の学校は、そんな大人たちが体や心の余裕を持って働ける場所になっていません。
団体の活動内容
School Voice Project は山積する学校現場の課題を教職員の声の力で変えていく活動です。WEBアンケートでの教職員の意見回収とWEBメディアでの発信、教職員のコミュニティ・プラットフォームづくりを通して、学校現場のリアリティや、個々の教職員の思いや考えに光を当て、社会に届けると共に、現場レベルでの改革の取り組みを広げていきます。
目指す未来の状態
School Voice Projectは、声が届き、実際に物事が動いていくという経験を、たとえ小さなことからでも、現場の教職員の方とともに積み重ねていくことで、教職員の方が「変えていける実感」「声が届いている感覚」を持てるようにすること。まずは、そこを目指していきます。学校教育を取り巻く状況がよくなっていくことで、教職員の方がゆとりを持って子どもたちに関われるようになること。幸せに、やりがいを持って、主体的に働く大人の姿を、子どもたちが日々見て育っていくということ。それが、子どもたちに与える影響は、きっととても前向きなものであるはずです。
大人も子どもも幸せな学校をつくりたい。教職員の声を社会に届けるこのプロジェクトの目指すゴールは、教職員のみならず、その先にいる子どもたちが、自分の意見を大切なものだと感じ、自分の力を信じて、未来に希望を持って学び育っていける学校にしていくことです。