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NPO法人DEAR ME

“共に”夢を描き世界を繋ぐOur life, Our runway ファッションショープロジェクト

テーマ
平和と公正をすべての人に貧困をなくそう
実施期間
2022年1月~2022年12月
拠点
東京都
対象地域
フィリピン マニラ首都圏
媒体
Webサイト / 動画 / SNS/ イベント / TV / 新聞 / Webメディア
広告主
Yogibo
TANZAQプロジェクト完了インタビュー

ファッションの力を通じて社会課題を解決するために【完了インタビュー】

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ACTIVITY

社会課題の現状

私たちのビジョンは「夢とファッションで共に創る未来への循環」です。 「生まれた場所や環境で、夢を描いたり夢に向かって努力出来ない」という社会課題を解決し、「誰もが平等に夢を描き、努力できる環境を創る」ことを目指し、活動しています。 私たちの活動拠点は貧困格差問題が深刻な新興国の1つ、フィリピンです。世界銀行はフィリピンの一日当たりの収入が3.2ドル以下の貧困状態にある国民の割合(2019年時点)が20.8%(およそ2200万人)とする調査レポートを発表しています。対象地域のひとつであるパヤタス地区でも、親の最低賃金の収入の元で狭い家で家族と身を寄せ合い暮らす子どもがほとんどです。またマニラ都心部では、路上生活を余儀なくされている子どもも大勢います。 新型コロナウィルスの影響で世界最長のロックダウン政策が敷かれていたフィリピンでは子どもたちの教育機会も失われ、親も仕事を失っています。※2021年フィリピン国家統計局の調査では失業率は7.7%。 格差が広がり更なる貧困を生んでいるフィリピンで、改めて「生まれた環境にかかわらず夢を描き、子どもたちの自己肯定感を高める」機会を子どもたちに届けたいという想いから、ファッションショープロジェクトを再始動します。 新型コロナウィルスの影響を受けているのはフィリピンだけではありません。 コロナウィルスの影響で、世界中の至るところでヘイトクライムが起こったり、経済不況で格差が深刻化したりと世界が分断されています。フィリピンの子どもたちが前を向いて生きる姿を通して、世界中の人々に「共に胸を張って自信を持って生きていこう」というメッセージを伝え、未来に不安を持つ世界中の若者が未来を生きる希望になる活動を目指します。

団体の活動内容

2015年から、毎年フィリピンの子どもたちと「ランウェイの上で夢を描く」をテーマとしたDEARMEファッションショーを開催して参りました。現在までフィリピン貧困地区に暮らす合計155名の子どもが合計2,300名の観客の前でランウェイを歩きました。 また、新たな挑戦として、描いた夢に向かって努力できる環境を創出するため、フィリピンマニラにてファッションスクール(coxco Lab)の設立を予定しています。団体内で教育・雇用機会の創出を目指し、就職先の選択肢を増やすことで、貧困問題の解決を目指します。

目指す未来の状態

ファッションショーに参加するフィリピンの貧困地区の子どもたちが夢を描き、周りのコミュニティの人々も子どもたちの夢を応援し、子どもたちへの心のサポートができる環境を目指します。ファッションスクールとの連携により、子どもたちが夢に向かって努力し仕事に就くことで、貧困地区での人々の将来への選択肢を増やすことを目指します。 当プロジェクトを通して、フィリピンだけでなく世界中の人々が生まれた環境にかかわらず夢を描き努力できるエンパワーメントを行います。

実現へ向けた課題

ファッションショーの裏側の貧困・格差問題にはまだまだ「知られていない」現実があります。特に日本のような先進国に住む人にとっては、自分ごと化しづらい問題であると感じています。 また、貧困地区の中には支援慣れしている人々も少なくない現実もあります。ファッションショーだけでなく、スクールでの教育事業やその先の雇用を目指すことで、「支援」ではなく、「共創」による貧困地区の人々の自立を目指さなければ、本当の意味での貧困問題の解決は難しいと考えております。

上記を解決するために、当プロジェクトで取り組むアクション

プロジェクトにメッセージ性を持たせ、感動体験を発信します。貧困問題や格差問題は日本でも「見えない貧困」として顕在している問題であり、SDGsの「誰一人取り残さない」の達成のためにも、全人類が取り組むべき問題です。また、新型コロナウィルスの感染拡大の影響で描いた道を思い通りに進めなかった人たち・夢や希望を見失ってしまった全ての人たちへのエンパワーメントが、今の時代だからこそ必要だと考えました。 ファッションショーで世界中の人々に「Our Life,Our Runway 〜一人一人の歩く道こそがランウェイ〜」というメッセージを伝えることで、人々を勇気づけたり、社会課題を自分ごと化し解決しようとアクションする人が増えることを目指します。 貧困問題について知ろうとすること、何か行動を起こしてみること、一人一人のステップが貧困・格差問題という大きな問題を解決する一歩になると考えます。

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